見た瞬間に他で予約してたの取り消して、新しく予約しました らいる
※PSP版発売前に書いたものです※
ドタドタドタドタドタ―――バタンッッ!!!
「レインーーーーッッッ!!!」
「どわッ!?な、なんだッ!?へッ?ナイヴス??」
「お前というヤツは…ッ!!一体何をしているんだッ!?」
「は?何が??ってかイキナリうるせぇッ!!」
「いいから!!これは一体どういうことだッ!!説明して貰おう!」
「何言ってんのお前?なんのこと――…」
「これだッ!!!」
「あン?――なんだよ、い○○んの予約特典の図書カードじゃねーか。これがどうかしたのかよ?」
「どっ、どうしたもこうしたもッ!!!」
「??別におかしくねーだろ?綺麗に撮れてんな、モデルがいいからか」
「なっ、何を笑ってるんだーーッ」
べしっ
「――ってェ!!?テメエ、このッ、何しやがるッ!!?」
「それはこっちの科白だッ!!」
「ざけんなッ!!いきなりやってきて意味不明に叫んだあげくに叩きやがったなッ!!?
何様だテメエはッ!!?」
「お前は――なんでこんな写真を撮らせてるんだッ!!!」
「―――は?」
「こッ、こんな姿を他人に曝け出すような真似を…ッ」
「……何言ってんのお前?」
「お前には恥じらいというものがないのかッ!!?」
「――…馬鹿だろ、お前」
「馬鹿とはなんだッ!?」
「馬鹿にしか見えねぇっつの!!大体俺だけじゃねーだろッ!!」
「何がだッ!?」
「ヌード写真」
「ヌ、ヌードとか言うなッ!!――って…どういう意味だ?」
「だから――お前も撮ったんだろ?脱いで」
「撮るかッ!!!」
「へ?俺全員脱いだって聞いたぞ?」
「…………レイン」
「――――あれ?」
「レイン……」
「―――…」
「…………」
「…………」
「―――ッ、このッ阿呆ッ!!!あっさりと騙されてるんじゃないッ!!!」
「あ、阿呆とはなんだッ!!ってか、お前には関係ねーだろうがッ!!」
「関係ないとはなんだッ!!」
「はあッ!?関係ねーから関係ねーって――」
「ナイヴスはレインの裸を、自分以外の誰かに見られるのが嫌なだけなんだよねえ」
「「!!??」」
「相変わらず所構わずイチャイチャと鬱陶しいよ君達」
「なッ!?だ、誰がッ!!」
「先生…何の用ですか」
「あッ!!テメエ!!聞いたぞッ!!嘘じゃねーかッ!!ナイヴス脱いでねーっつってんぞ!?」
「余計なことをしたのはアンタかーーッ!!!??」
「あははははは、ばれちゃった?」
「ばれちゃったじゃねぇッ!!!」
「――降りろ…ヤタガ」
「はいはい落ち着いて!こんなところでCA出さないッ!シャンタオに怒られるよ?」
「誰の所為だと――」
「でも綺麗に撮れていただろう?」
「そういう問題じゃねえッ!!なんだそりゃ!?俺脱ぎ損じゃねーかッ!!」
「レインもそういう問題じゃあないッ!!」
「あーもう!お前には関係ねーっつてんだろ!?何なんだよさっきからッ!!」
「だから〜、ナイヴスのは醜い嫉妬というものでねえ」
「アンタは黙ってろ!!!」
「嫉妬?なんで??お前もヌード撮って欲しかったのか?」
「なんでそうなるッ!!!?」
「あははははははははははははッ!!!」
「???」
「レイン……」
「なッ、なんだその顔はッ!?あからさまに馬鹿にしてんだろッ!!?」
「ほんっとに君はなんて言うか――馬鹿な子ほど可愛いとは言うけどねえ」
「死にたいのかテメエ」
「まあまあ、いいじゃないか。レインはアーメンノワールのエロ担当なんでしょ?」
「誰がだッ!!?」
「先生ッ!アンタの言ってるそれは意味合いが違うだろうッ!!」
「テメエの突っ込みも違ぇよッ!!!」
「何がだレイン。公式ブログでエルが言っていたエロ担当のエロは『いやらしい』と言う意味合いで、
先生の言うエロは『お色気』と言う意味だぞ!?全く違うだろうッ」
「そうじゃねーーッ!!っつうか誰も詳しく説明なんか求めてねェッ!!!!」
「あっはっは!本当に君達は面白いね」
「「元凶が笑うなッッ!!!」」
「――そもそもねえ、レインは撮影について何の文句もなかったじゃないか。
別に仕上がりを見て恥ずかしいと思ったりもしてないだろう?――と言う事は、
勝手に卑猥な妄想をして怒鳴り込んできたナイヴスの方に問題があるんじゃないのかな?」
「な…ッ!?」
「――…そう言われてみると…」
「レイン!?」
「だって別に騒ぐようなことじゃねーよな?ノワールが同じ事してたら18禁ソフトになりそーだけど。
それに俺達全員一回は半裸公開してっしな」
「ああ、薔薇企画(笑)のね」
「――ッ!!」
「っつーことは、別に俺が脱いでも変じゃねーじゃん。まあクリムソンに騙されたったのは気にくわねーけど」
「レインは寝起きだったしねえ。思ったよりあっさりと撮らせてくれたから、ちょっと面白くなかったけど。
ナイヴスの反応は予想通り過ぎて全ッッ然楽しくなかったし」
「何でアンタを楽しませなきゃならないんだッ!!?―――って!!ちょっと待てッ、レインッ!!」
「あ?」
「『あ?』じゃないッ!!先生は今、寝起きと言わなかったか!?」
「言ったよ?」
「それがどーしたよ?」
「――お前…まさかッ、裸で寝ているのかッ!??」
「「―――…」」
「……それはナイヴスの方が知ってるんじゃ――
ドスッ!!!
―――ぐはッッ!?!?」
「あー悪ィ、手が滑った」
「げっ、げふ…ッ、レイン…今の、は、明らかに…ッ、狙って――ごほッ」
「レイン、どうなんだッ!?」
「何でお前にンなこと言わなきゃなんねーの?」
「レ・イ・ン」
「こえーぞお前……そん時そん時だっての。着てる時もあるし、そーじゃねー時は脱いでるし。
気分によりけり?」
「危ないだろうッ!!襲われたらどうするんだッッ!!!!」
「どわッ!?イキナリ怒鳴んなよッ!!何だってんだ!?
言っとくがなあ、寝込みを襲われるようなヘマなんざしたことねーよッ!!!」
「裸で寝ていること自体で充分にアウトだッ!!!」
「何でだよッ!?俺のツラ見たヤツは全員死んでんだっつーのッ!!!誰が襲いに来るんだよッ!?」
「だから―――…ん?」
「そりゃあソードやエルやらは知ってけど、あいつ等はそうそう来ねーだろ?ゼクス公認みたいなもんだし。
恨み買う相手なら確かに山ほどいるだろーけど、誰も正体知らねーんだし襲いたくても襲えないっつの」
「――……」
「あー…そう言えばこの子、大量殺人者だったねえ」
「あん?今更だろ?」
「ははッ、普段の君と過ごしているとどうも忘れがちになるよ。――って言うかね、レイン」
「何だよ?」
「君のそれはもう天然でしかないのかな?」
「?」
「ああ、天然の方だね。っていうか、自分の立ち位置に未だ慣れてないのかな」
「何の話だ?」
「う〜〜ん、要するにね、レインの言う襲われるは『ハンターに襲われる』で――」
「?それ以外にあんのか?」
「ッ!!ちょッ、先生ッ!!待っ―――」
「ナイヴスの言う襲われるは『強姦されちゃう』って言う意味の襲われるだったりするんだな〜これが」
「――――――!!!!!」
「―――-…先生…」
「男が男を襲うなんてこと、そうそうにないとは思うケドねえ。まあそれは可愛い恋人(爆笑)を、
心配する男心だと思ってレインは諦めるんだね」
「……ナイヴス……」
「な、なんだレイン?」
「テメエはどーゆー目で俺の事を見てやがるんだーーーッ!!!このッ色ボケ野朗がーーーッ!!!」
「なッ!?お、落ち着けレインッ!!大体色ボケ呼ばわりされるのは心外だッ!!」
「黙れこの変態スケベ親父ーーーッッッ!!!」
「ちょッ!?待てッ!!院内でCAを出すなと先生も――」
「あ〜〜いいよいいよ〜〜気にせずやっちゃって〜〜」
「――だとよ」
「ア、アンタって人はーーーッ!!!」
「あっはっは、元気な子達だね〜。さてと私は午後の診察に――…と、そうそうナイヴス」
「今は取り込み中だッ!!」
「レイン落ち着けッ!!」
「うるせえッ!!」
「ナイヴスのことだけ教えてあげたのも不公平だから、いいことを教えてあげよう」
「だから後にしろっつってんだろッ!!」
「レインッ、ほら先生の話を――」
「あのレインの写真を撮った時に話してたのはねえ、君の話題なんだよ」
「ッッ!!!!」
「―――――え?」
「レイン、いい表情してただろう?あの時君の話をしてて、あんな顔をしたんだよ」
「―――――ッ、クリムソンッ、てめぇッ!!!!」
「せ、先生ッ、それは――」
「―――ッ、黙れヤブ医者ーーッ!!!殺すッ!!!」
「レイン、待てッ!!話を最後まで聞いてないッ!!殺すならその後にしてくれッ!!」
「テメエは黙ってろーーーッ!!!」
「おお恐い〜、それじゃあシャンタオも待ってるし私は行くね〜。後は二人でごゆっくり〜〜」
「てめッ!待ちやがれッッ!!!」
「先生ッ!!もっと詳しくッ!!!」
「そこに食いつくなーーーーーッ!!!!!」
終
ぐったぐた(笑)
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