L らいる
「おや、レインがいませんね」
「先に部屋に戻ると言っていなかったか?」
「…何処へ行ったんだ?」
「子供じゃないんだから心配することもないだろう」
「そうですね」
「…………」
「浮かない顔だな」
「それはそうでしょうとも。好きな相手にあれだけあからさまに、無視されたり逃げられたりしているのですから」
「――――ッ!!!」
「…だからエル、加減してやれって」
「事実です。現に部屋はもぬけのカラ。ご丁寧に荷物もありません」
「な――ッ!!?」
「お、本当だ。レインの荷物だけ消えてるなぁ」
「…レインッ」
「先に帰ったのか?」
「おそらく」
「あ〜あ、こりゃお前さん本格的に嫌われたな」
「…ゼクス、貴方の方が酷い事を言っていますよ」
「あ…スマン」
「………後を追う」
「は?」
「悪いが俺もこれで失礼させて貰う」
「おいおいッ!?何勝手なことをッ!お前さんが穴あけた畳の処理とかまだ終わってないんだぞッ!!?」
「それはアンタの自業自得だと思ってくれ。今後レインに馴れ馴れしく触るのは止めて貰おう」
「おや、ふられているのに恋人気取りですか?」
「まだふられたと決まったわけじゃない。アイツの口からは何も聞いていない」
「前向きですね」
「そういう訳だ。失礼する」
「コラコラコラコラッ!!お前ら勝手だぞッ!!待たんかーーッ!!」
「聞く耳持たずといった感じですね」
「じゃあ――」
――ガラッ!!
「みんな〜〜ただいま〜〜!!」
「離せっつてんだろッ!!この変態ヤブ医者ーーーッ!!!」
「「「!!!」」」
「レインッ!?」
「何か一人で勝手にチェックアウトしようとしてたから連れてきたよ」
「ざっけんなッ!!離せ!!クソッ、テメエ見かけと力が合ってねーよッ!!」
「やだなあレイン、私は医者だよ?体力勝負だよ?」
「テメエいつも身体弱いって言ってんじゃねーかよッ!!」
「そうそう、私は繊細なんだよ。だからあまり手を煩わせないで欲しいんだよ。
――ナイヴス」
「え?」
「――はい、あげる」
「うわッ!!?」
「ッ!!!」
ぼふッ!
「ちゃんと届けたからね。この貸しは高いよ?」
「…はい――ありがとうございます」
「〜〜〜〜〜ッ!!ッざっけんな!!人をモノみたいに――」
「レイン」
「ッ!!」
「―――話をしよう?」
「…ッ、こ、断るッ!!離せ!!!」
「逃げるとわかっていて離せない」
「ふざけんなよテメエ…ッ!!」
「どうしても俺から離れたかったら…クルーガーを出せばいいだろう」
「―――ッ!?」
「おやおや」
「いつになく真剣ですね」
「――ってか、俺達いること忘れてないか?」
「あの二人の戦闘は興味深い」
「ソード、お前なあ…完ッ全に斜め上に行ってるぞ」
「馬鹿だからだろう」
「そうですね」
「…………」
「レイン、頼むから俺の話を聞いてくれ」
「やなこった」
「理由もなしに逃げられるのはきつい」
「はぁッ!?理由だぁ?ありまくりだろーがッ!!テメエがあんなこと言うからだッつーのッ!!」
「お前に好きだと言ったことか?」
「〜〜〜〜〜すッ、好…って!!テメエまだ血迷って――」
「はずみで口から出たとは言え、真剣な告白だ。血迷ったと言われるのは心外だ」
「なッ…」
「それでお前は、俺の想いを聞かなかったふりをして逃げようとしていたのか?」
「――ッ、そ、そんなわけ…」
「それは卑怯だレイン」
「―――!!」
「考える時間をくれと言われたのならば待とう。でもお前は俺の存在を無視することによって、
俺の告白をなかったことにしようとしている」
「―――」
「返事をするわけでもなく、逃げようとするお前の行動はずるい」
「…ッ、黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがってッ!!」
「レイン」
「そんなに返事が欲しけりゃ、今すぐくれてやるよッ!!断る!!テメエなんか嫌いだッ!!
大ッッ嫌ェだっつの!!」
「レイン、落ち着け。感情的になっているお前のその答えは、正当なものとは受け取れない」
「ざけんなッ!!間違いなく俺の本心だよッ!!金輪際俺に構うな!!近寄るなッ!!」
「…珍しい。あんなレインは滅多に見れないよ」
「そうですか?いつもやかましくしているじゃないですか」
「まあそうなんだけど。それとは違っててね、レインは上育ちのくせに不思議と真っ直ぐな子だから、
本質的に嘘はつかないんだ」
「?」
「隠し事や都合の悪い事は口に出さないんだよ。レインが口にするのは本心ばかりだからね。
正しい事を正しい、悪い事を悪いとはっきり言えるのがレインの良いところだけど」
「ん?お前さんのその言い方だと、ボウズは今嘘をついてるってことか?」
「言わなくても見てればわかるだろう」
「ああ確かに。嘘をつけない性格だと、顔にはっきりと出てしまうのですね」
「あ〜、本当だな」
「レイン」
「嫌いだっつってんだろ!!」
「レイン」
「返事しただろッ!!離しやがれッ」
「レイン」
「うるせぇッ!馬鹿みたいに人の名前連呼すんなッ!!」
「レイン…」
「――ッ、だから…ッ、離しやがれって――」
「レイン――今のお前を離すわけにはいかない」
「何がだよッ」
「――…泣きそうだ」
「―――――ッ!!」
「俺はお前にそんな顔をさせたいわけじゃないんだ」
「……ッ、」
「レイン…そんなに嫌なら手は離すが、逃げないと約束してくれ」
「…………」
「おや、大人しくなりましたね」
「そりゃあ今の自分の顔を想像すると、固まりたくもなるだろう」
「っていうか、本当に私達がいる事を忘れてないかい?」
「レイン、俺の事が嫌いか?」
「……キライだ……」
「俺の目を見て話せ」
「うるせェ」
「俺の姿も、声も聞きたくないくらいに俺の事が嫌なのか?」
「…………」
「俺という存在が、お前にとって不要なものなのか?」
「…………」
「レイン」
「…………」
「……レイン」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「………だ…」
「ん?」
「……卑怯だ」
「卑怯?誰がだ?」
「……ッ、テメエに決まってんだろッ!!」
「何故だ」
「―――ッ、友達だって!……言ったじゃねーかッ!!」
「!!」
「友達とかッ、そんなもん今更だしキモイけどッ!俺はッ、テメエのこと、少なくとも
自分のテリトリーに入れるくらいは気に入ってたしッ、信用もしてたッ!!!
だからテメエが友達とかぬかした時、マジでキモかったけど妙に納得もしたんだよッ!!」
「レイン…」
「なのにテメエは俺の事を友人じゃない意味で好きだと言いやがった!!友達だって言ったその口で!!!」
「レイン――」
「わけわかんねェよッ!!なんでなんだよッ!!」
「――レイン、それについては言い訳を聞いてくれ」
「嫌だ!聞きたくねェ!離せ!!」
「逃げないと約束してくれるなら離すと言っただろう」
「なんでテメエに指図されなきゃなんねーんだよッ!!」
「レイン、聞いてくれ」
「だから――」
「レイン」
「――――ッ」
「…すまない、脅しているつもりはないんだ…そんな顔をしないでくれ」
「……ッ」
「――レイン、お前を友だと言った言葉に嘘はなかった。ただし『あの時は』、だ」
「な…」
「あの時はまだ自覚していなかったんだ。お前が俺の側にいることが自然すぎて…。
だが、その後でお前が酔い潰れた後にゼクスに言われて気付いてしまった」
「ゼクス…?」
「そうだ。好きな相手だからと言って、がんじがらめにするのは良くないと言われてしまった」
「な、」
「言われた時には何を言われたのか理解出来なかった。だが、我に返ってよくよく考えていると、妙に納得できた。
ゼクスがお前にちょっかいをかけていたことが何故あんなに不快だったのか――やっと理解した」
「人を間男みたいに…ッ!!」
「ああ、ピッタリな表現ですね。流石ですゼクス」
「何がだッ!!」
「……これはいつまで続くんだ?俺は席を外しても構わないか」
「それでノワールの所にでも行くつもりかい?ダメに決まってるだろうッ!!」
「ならばお前も部屋を出ればいいだろう」
「嫌だよ!こんな面白い事見過ごすなんて真似!二人を強請るネタをみすみす逃すなんて出来ないよッ!」
「なんて我侭な…」
「それがクリムソンってやつだからなあ…」
「………何故俺まで付き合わなければならん……」
「レイン、お前を傷つけるつもりは俺には本当になかった。ただ、発言を取り消すつもりはない」
「な…」
「お前の事を友だと思っていることも、お前をそれ以上に想っていることも――どちらも本心だ」
「……ッ、」
「お前が大切なんだ」
「……ッ」
「レイン――だから逃げてくれるな。答えを今すぐに出せとは言えない。でも真剣に考えて欲しい。
お前に避けられることが何よりも辛い」
「―――ッッ」
「真っ赤ですね」
「真っ赤だな」
「真っ赤だねェ」
「赤いな」
「あれは素ですか?」
「素だったら凄いな。俺には到底言えん台詞だ」
「素だろうね。天然のタラシだよナイヴスは。あれじゃあレインじゃなくても逃げようがない」
「ゼクスが言ったら寒いだけでしょう」
「どういう意味だ」
「そういう意味だろう――にしても、レインはどうするのかな?」
「…思考回路が止っているように見えるが」
「急激に体温上昇しているようですしね。あのままだと倒れるのではないですか?」
「オイオイ、大丈夫か…?」
「レイン――」
「〜〜〜〜〜ッ、だぁーーーーーッッ!!!!」
「!?」
「あ、切れた」
「ちゃんと意識はあったようですね」
「なッ、な、なッッ、何なんだよテメエはッ!!!」
「レイン!?」
「よッ、よくンな台詞をぽんぽん口から出せんなッ!?馬鹿だろッ!?本ッッ当にッ、馬鹿だろッ!!!」
「失敬な」
「事実だッ!!男が男に言う台詞じゃねーっつの!!おかしいッ!!キモイ!!!」
「レイン、それは――」
「んでッ!?テメエはそれでどうしたいんだッ!?」
「え?」
「…テメエが俺のコトどう思ってんのかは一応わかった。テメエが無自覚天然危険人物タラシ野朗ってのもわかった」
「なんだそれはッ!?」
「うるせぇ、横槍入れんな。すっげぇ気に食わねぇけど、テメエが言いたいことは理解した。
俺がテメエに腹立ててる理由を判った上での、真剣な話しだったってのもな!――で、だ」
「レイン…?」
「根本的な話しに戻す!―――俺は男だ」
「女性には見えないが?…いや、見えなくもない、か…?」
「クルーガーで抉るぞテメエ…」
「す、すまない、つい…」
「ついってなんだッ!?――…まあ今はいい、とりあえずおいとく。んで、お前、男が好きなわけじゃねーよな?」
「当たり前だ」
「人に告っといて即答すんな馬鹿」
「俺はお前だから…」
「いい。ストップ。それ以上言うな。――じゃあお前は俺にどうして欲しいんだ?どうしたいんだ?」
「え?」
「男の俺に、お前は何を求めてる?」
「そ、それは――」
「まさかメシん時にクリムソンが言ってたようなことを――」
「なッ!?ちょッ、ちょっと待てレイン!!それは誤解だッ!!あれは先生が勝手に言った――」
「じゃあクリムソンが言ったようなことはないんだな?」
「え――」
「それだったら別に『オトモダチ』でいいよな?」
「――は?」
「だってそうだろ?そうだとしたら今までと変わんねーってことだ。ストレートに言ってやろうか?
肉欲がなけりゃ、今まで通りの関係で良いってことだ」
「にッ、肉、欲とかッ!!直球すぎるぞレイン!!」
「男同士でオブラードに包んで言うようなことでもないだろ」
「だが…ッ!」
「――で?」
「え」
「それで良いんだよな?」
「な、何が、だ?」
「お前は俺が好き。この際だから言ってやるが、俺もテメエのことは正直キライじゃねえ」
「レイン…!」
「目に見えて喜ぶな馬鹿。で、お互いに好意を持っている。でもそれは肉欲じゃねえ。
なら二人の関係は『オトモダチ』っていうのでオッケーってことだよな?」
「な…ッ!?」
「そーゆーことだろ。それならいいぜ、もう逃げねえよ。『オトモダチ』として今まで通りでいてやるよ」
「―――ッ」
「あらら、そうきたか」
「よく口が廻るなアイツ」
「さっきまで真っ赤だった人間が言ったところで、説得力がない気もしますが」
「いいんじゃない?必死に逃げ道探したっぽいし」
「逃げ道ってことはアイツ自身、ナイヴスから離れる事はしたくなかったってことか」
「そういうことじゃないかな」
「……いつになったら終わるんだ」
「ハイ、それじゃあこの話はこれでオシマイっつーことで」
「――ッ、レイン!!」
「…なんだよ?」
「そ、それは違う!!」
「何が?」
「真剣に考えてくれと言っただろう?」
「――っせーな!真剣に考えた結果だっつーの」
「違うだろう?そういうことではないことくらいわかっているはずだ」
「―――ッ、じゃあ、テメエがどうしたいか言ってみろ!!人任せにしてんじゃねーよッ!!
告るだけ告っといて自分がどうしたいか言ってねーじゃねーか!!男同士でどうしたいんだよテメエはよッ!!!」
「――お前に触れたい」
「――――!?」
「お前の傍にいたい。お前に触れて、お前に優しくしたい」
「なッ、な…ッ!!?」
「勿論お前がさっき言ったように、今まで通りの関係もあっていい。それは俺も望んでいることだ。
だが、それだけじゃない。先生が言った事は流石に直球すぎたが、外れてはいない」
「な――、」
「お前がストレートに言ったのだから、俺もあえてそう言えばいいか?」
「な、何がッ、」
「――俺はお前に欲情する、と」
「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!??」
「ただしそれをすぐに行動に移すとかは考えていない」
「――ッ、あ、当たり前だッ!この変態ッ!!」
「変態?何故だ」
「何故もクソもッ!」
「好きな相手に欲情するのは男として当然のことだろう」
「お、俺だって、おと――」
「ああ、お前も男だ。だから俺の気持ちはわかるだろう」
「わッ、わかるかッ!!俺は男相手に欲情なんかしねーっつの!!」
「してもらっては困る。お前の相手は俺でいて欲しい」
「ば――」
「馬鹿と言いたいんだろう?自覚はある。お前をどうこうしたいと思ってしまう自分自身に驚いている」
「な――」
「ならするなと言いたいんだろうが、それは無理だ。俺がお前の事を好きだという事実はもう消せない。
お前の事を好きである限り、俺はお前にいつでも触れていたいと思うだろう」
「〜〜〜〜〜〜ッッッ」
「レイン、ただこれだけは言っておく。俺は何もそんなことばかり考えているわけではない。
ただお前がどうしたいかを言えと言ったから答えただけだ。
さっきも言ったが今すぐどうこうしたいという訳ではないから、警戒する必要はない」
「〜〜〜〜〜〜ッッ!」
「いい加減諦めればいいのに」
「そうですね。漫才のようで見ていて面白い事この上ないですが、所詮男同士のラブシーンですからね」
「ラブシーン言うな」
「だから俺はいつまでここに……」
「レイン…俺は正直に言った。だからお前も真剣に考えてくれるな?」
「――――ッ、」
「それでもまだ、誤魔化して逃げ出したりするようだったら――」
「――なッ、何だよ…ッ!?」
「実力行使に出る」
「!!?」
「少なくとも俺は嫌われてはないのだろう?さっきお前自身が言ったことだしな」
「な、何する気だッ!!?」
「そんなに警戒するな。何も即物的な行為を強いようとは言っていない。
――ただ、お前が常に俺を意識してくれるように、常に傍にいるようにするだけだ。告白つきで」
「なんの拷問だッ!!?!?!」
「失礼な」
「拷問以外のなんでもねーだろソレッ!!っ冗談じゃねーよッ!!」
「ああ、冗談のつもりはない」
「そうじゃねェッ!!〜〜〜〜ッ、ちくしょうッ、なんで俺がこんな目に…ッ!!」
「それで、レインどうする?」
「何がだよッ!!?」
「俺が今、お前を離したとしてだ。お前は俺から逃げるのか?」
「……くそッ、逃げねェよッ!!」
「そうか。それは良かった」
「俺はちっとも良くねェよ!!」
「大丈夫だ、時間はある。ゆっくりでいいから俺を意識してくれ」
「なんだよソレッ!!?何お前の都合の良い方向になるように言っちゃってんのッ!?」
「嫌われていないとわかったから、その強みだ」
「〜〜〜〜〜ムッッッカつく!!!」
「お前は可愛いな」
「なッ!?」
「とりあえず今はこれでいい。お前が逃げないと言ってくれたからな」
「可愛いとか野朗相手に言ってんじゃねーッ!!」
「仕方がないだろう。そう思うのは俺の自由だ」
「口に出すなよッ!!!」
「それも俺の自由だ」
「〜〜〜〜っとにムカつく野朗だなテメエ!!!」
「レイン、お前はさっきから何をそんなに苛々としている?
さっき朝食を殆ど食べていなかったようだしな…腹が減ってるんじゃないか?」
「テメエの所為だーーーーッ!!!!」
「あ〜あ、丸く収まっちゃった。レインがもうひと踏ん張りしてくれると面白かったのに」
「これ以上は無理だろ。長引くと落ちるぞ」
「落ちる?」
「ナイヴスに」
「ああ、そういうことですか。ラブラブカップル誕生ということですね」
「ラブラブ言うなッつーの」
「まあ今この場でカップル成立〜♪なんてことになったらオルカでざっくりいこうかと思ってたけど」
「…何故だ」
「だってムカつくじゃない」
「お前、本ッ当に心が狭いのな…」
「……それで、俺はもう行ってもいいのか?終わったんだろう?」
「!!?」
「あ、レインが気付いた」
「ってかマジで気付いてなかったのか?」
「部屋に戻って来たときに全員の姿が目に入っていると思うのですが」
「そんな余裕がなかったんだろ」
「ナイヴスから逃げる事で頭いっぱいいっぱいだったみたいだしね」
「おや、真っ赤になりましたね」
「おお、赤いな。真っ赤だ。服も赤いから全身真っ赤だな」
「はは、シャンタオじゃないけどホントにエビみたい」
「…まだ続くのか?」
「あ、クルーガーが出ましたね」
「出たな」
「出たねえ」
「…………」
「うわッ!!?レイン!?どうしたッ!!落ち着けッ!!!」
「どうしたもこうしたもあるかーーーーーーーーーーッッッ!!!」
続
ようやく告白終了〜(笑)